久元 喜造ブログ

何回でも言う。マイクは大事だ。

式典、会議、イベントは、マイクが不備だと台無しになります。
このことは、2014年5月23日のブログ 2014年5月25日のブログ で触れました。

秋の式典やイベントの季節も終わりましたが、マイクの不備のために、途中で進行が滞ったり、混乱することが何度かありました。
たいへん残念です。

それぞれの行事を担当している部局からみれば、毎年やっていることかもしれませんが、その行事にお招きしているみなさんにとっては、一度だけの機会であることが多いはずです。
失礼のないように対応することが、主催者としての義務ではないでしょうか。

二月ほど前、東京で、ある民間企業とのコラボで記者会見したことがありました。
控え室で待機しているように言われたのですが、つまらないので、会場を下見に行ったところ、リハーサルの様子を拝見することができました。

リハーサルの大事なポイントは、マイクでした。
すでに会場に入られている記者や金融機関のみなさんも多数おられましたが、担当の方がステージ上から、くり返し、マイクを通した声が聞こえますか、音量は適切ですか、と会場のみなさんに尋ねておられたのです。
ステージの進行に応じて、マイクを取り換えて声を出し、後ろの方も聞こえますか、大丈夫ですか、と繰り返し確認しておられました。

記者会見中に不都合があってはいけない、何が何でも成功させなければいけない、という主催者のみなさんの執念を感じることができました。
見習わなければなりません。