久元 喜造ブログ

2020年3月15日
から 久元喜造

大木毅『独ソ戦』(岩波新書)

著者は、本書の冒頭で独ソ戦の性格をこう断定します。 ヒトラー以下のドイツ側指導部にとって、対ソ戦は「世界観戦争」であり、「みな殺しの闘争」、「すなわち絶滅戦争にほかならなかった」と。 これに対し、スターリン以下のソ連指導 … 続きを読む

2020年1月19日
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池内紀『ヒトラーの時代』

昨年8月30日にお亡くなりになったドイツ文学者、池内紀 さんの最後のご著書です。 池内さんは、ドイツ文学やモーツァルトの音楽を語りながら、最後までナチス・ドイツとヒトラーに並々ならぬ関心を持ち続けられました。 本書には、 … 続きを読む

2019年12月30日
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本庶佑『がん免疫療法とは何か』

ノーベル生理学・医学賞を受賞され、神戸医療産業都市推進機構理事長としてご指導をいただいている本庶佑先生のご著書です。 がんとは何か、から説き起こされ、画期的ながん治療法、PD−1抗体による免疫療法がどのようにして確立され … 続きを読む

2019年12月7日
から 久元喜造

西村友作『キャッシュレス国家』

著者は、北京の対外経済貿易大学の教授。 中国のキャッシュレス社会の日常、そしてキャッシュレス国家がどのように進化してきたのか、どこに向かおうとしているのかについて、わかりやすく描かれます。 中国の「新経済」の大きな特徴は … 続きを読む

2019年9月22日
から 久元喜造

加藤陽子『それでも、日本人は「戦争」を選んだ』

女性東大教授の著者が、男子高校で行った5日間の講義が下敷きになっています。 講義と言っても一方的なものではなく、高校生たちとやりとりが活発に行われ、その質問のレベルが高いことに驚かされました。 日本人はなぜ戦争への道を選 … 続きを読む

2019年8月17日
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高村薫『四人組がいた。』

市町村合併で市に編入された、山奥の旧村が舞台。 旧バス道沿いの郵便局兼集会所に集まり、一日中、茶飲み話に耽る四人の高齢者が主人公です。 元村長と元助役、郵便局長、そしてキクエ小母さん。 ゆったりとした、退屈な時間が流れて … 続きを読む